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ポルトで実際に泊まったホテルと次回選びたいホテル
ポルトを歩いてみた印象は、坂が多い町・・・。なので、旧市街の対岸から写真を撮ると、坂に連なる家々が綺麗に写真に納まるのですが。
観光の見どころも中心に集まっているので、できるだけ中心部に近いホテルを選んで散策したいところです。
そのような理由から、この旅行ではサン・ベント駅近くのホテルを利用しました。
ポルトベイ・ホテル・テアトロ (PoroBay Hotel Teatro) 4★
その名の通り、劇場の隣にある、劇場をイメージしたスタイリッシュなホテルです。劇場をイメージしている為か、全体的に照明は抑え目になっていて好みは分かれるかも知れません。
バスタブ付きの部屋もあったので、事前にリクエストして訪れました。
このホテルは朝食が充実していて、ポルトガルらしいパスティス・デ・ナタ(エッグタルト)やマンサナ(焼きリンゴ)なども食べられたので、食べるのが好きな筆者は朝から満足でした。
部屋は決して広くはないものの、個人的には、中心部に位置しながら値段がリーズナブルだったこと、バスタブ付きの部屋が確保できたこと、朝食が美味しかったこと、などを考えれば合格点だったかな、とは思います。
【Porto Bay Teatro】
ペスターナ・ポルト・ア・ブラジレイラ (Pestana Porto A Brasileira) 5★
ホテル・テアトロの向いにあるペスターナ・ポルト・ブラジレイラも素敵な雰囲気のホテルでした。
ただ、こちらはホテル内のカフェをティータイムで訪れただけで、お部屋までは見ていませんが・・・。
ホームページを見る限り、お部屋も広く使いやすそうでしたが、バスタブ付きの部屋は少なそうでした。
【Pestana Porto A Brasileira】
インターコンチネンタル・ポルト (Intercontinental Porto Palacio das Cardosas) 5★
お値段は上がるので、この旅行では利用しませんでしたが、泊まってみたかったのはこちらのホテルです。立地もとても良く、中心部では一番ランクの高いホテルの一つだと思います。
【Intercontinental Porto Palacio das Cardosas】
インファンテ・サグレス・ポルト (Infante Sagres Porto) 5★
クラシックな雰囲気のホテルがお好みの方は、こちらのホテルも良いかと思います。
立地も良く散策に便利な高級ホテルで、2018年にリノベーションをしているのでクラシックな雰囲気とスタイリッシュな雰囲気を併せ持っています。
スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドにも加盟しています。
【Infante Sagres Porto】
ポルトで訪ねて良かったレストラン Tapabento
ポルトでも人気のあるレストランと聞いていたので、ホテルからも近いこのお店に行ってみたいと思っていました。サンベント駅のすぐ裏にあり、滞在していたPortoBay Teatroホテルからも徒歩3分くらいでした。
小さなお店なので、日中、散策に出かけた際に夜の予約を入れておきましたが、店内もすぐに満席になっていたので、やはり予約をしておいてよかったようです。
周囲を海に囲まれたポルトガルの沿岸部では、やはりシーフードが美味しいですね。
リスボンで選んだホテル
リスボンはポルトに比べても街が大きいので、宿をどのエリアで選ぶか迷いましたが、やはりロシオ駅周辺が便利だと個人的には思っています。
また、ホテルの立地や質も、その旅の印象を大きく左右する要素なので、(予算とも相談しつつ)なるべく満足度の高いホテルを選びたいところです。
アヴェニーダ・パレス (Avenida Palace) 5★
リスボンに到着し、この旅で選んだ宿はロシオ駅のすぐそばにあり、散策などにも便利なアヴェニーダパレスです。前々から興味があったホテルで、折角なので泊まってみることにしました。
予約は、予約サイトなどを利用するよりも、ホテルの公式サイトから予約した方が、メリットがありそうだったので、直接サイトから予約しています。実際、ホテルの公式サイトから予約した場合には部屋のアップグレードなどがあり、この旅でも、チェックイン時によりグレードの高いお部屋を用意してもらうことができました。
【Avenida Palace】
1892創業のアヴェニーダ・パレスは、ポルトガルで最も有名な建築家の一人、ホセ・ルイ・モンテイロによって設計されました。当時の最先端の技術と最高の素材を利用して建てられたといいます。長い歴史の中での宿泊客の中には、昭和天皇やミッテラン元大統領などもいらっしゃったようです。
建物はクラシカルな雰囲気で、客室内の調度品なども歴史を感じるものでした。
朝食会場はロシオ広場に面した部屋で、種類も豊富。朝から優雅な雰囲気の中、食事が楽しめます。(残念ながら写真を撮り忘れています・・・。)
リスボンで食べたポルトガルの名物料理 イワシの塩焼き
日本と同じ周囲に海があるポルトガル。カタプラーナと呼ばれる鍋料理や、魚介のスープなど海の幸が食べられ、素材の味を生かした料理が日本人の味覚とも合っていると感じます。
中でも、日本と同じような食べ方で親近感がわくのが「イワシの炭焼き」!
特に、海岸線の町ナザレはイワシの炭焼きが名物なのですが、今回の日程では訪れることができなかったので、リスボンで是非食べて帰りたいと思っていました。
宿泊していたアヴェニーダパレスの近くで、イワシの塩焼きが食べられるお店を調べたところ、徒歩5分くらいのところに庶民的なお店があることを発見。
小さなお店のようなので、開店時間より少し早めに行ってみることにしました。
訪れたのは、「A Provinciana」というお店です。リスボンの中心にありながら、お値段も手頃で良心的。大衆食堂ですが、ポルトガルらしい気軽なメニューが楽しめました。
ポルトガルのスィーツ時間
ポルトガルは、実はスィーツ天国。日本人の味覚にも合うお菓子が一杯あって、旅行中にも、スィーツを楽しみました。
特に色々な町で食べたのが、パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)と呼ばれるエッグ・タルト。
本当にどの町でも至る所で売られているのを見かけます。大体一つ1ユーロ前後で売られていて、観光途中についつい買ってしまいます。
特に有名なのが、ベレンのパステル・デ・ナタは有名で、ジェロニモス修道院のそばに、いつも行列ができている「Pasteis de Belen」というお店があります。1837年から創業しているお店で、ジェロニモス修道院から伝えられた配合と作り方が受け継がれる老舗です。
他にも、どうしても一度食べたかったのがパン・デ・ロー(Pao de lo)で、日本のカステラの原型となったお菓子です。丸ごと売られていたりしたので、切り分けて売ってもらって食べました。(また写真を撮り忘れています・・・)
アヴェイロでは名物菓子のオヴォシュ・モーレシュ(Ovos Moles de Aveiro)もいただきました。卵黄が詰まった最中のようなお菓子で、濃厚な味が癖になります。アヴェイロでは町の至る所で売られていて、樽型、魚型、貝型など色々な形がありました。(アヴェイロ以外でもお土産菓子として売られています)
散策に疲れたら、カフェでお茶を飲みながらスィーツを。そんな時間も、旅のちょっとした思い出になりますね。
おまけ:ポルトガルのお土産あれこれ
ポルトガルでは、可愛いお土産が色々ありましたが、そのいくつかをご紹介します。
*ポルトガルタイルの鍋敷き(写真下)
アズレージョ(装飾タイル)が有名なポルトガルでは、タイルのマグネットや鍋敷きなどを色々なところで見かけました。お土産屋さんなどでも観光客向けのデザインを見かけますが、個人的には少し落ち着いた雰囲気のものが欲しかったので、リスボンのホテルの近くの小さなお店でタイルの裏側にコルクが張られたものを購入しました。
*ガロの小さな置物(左下)
ポルトガルの幸運のシンボルとされる「ガロ」は雄鶏の置物です。バルセロスに伝わる伝説が元になったものですが、色も大きさも様々あって、ポルトガルのお土産屋さんではどこでも目にします。
*クレーム・デ・マリシュコ(魚介のクリームスープ)の粉末(左上)
スーパーで売られているクノールのものです。ポルトガルらしい魚介のクリームスープの粉末で、気軽に地元の味が楽しめます。
*マリシュコ(魚介)のブイヨン(中央上)
同じく、スーパーで入手できる魚介スープのブイヨンです。貝やエビ、カニなどと一緒に煮込むと、深い味わいが出てとても美味しかったです。(魚介のパエリアを作る時などにも利用しました。)
*缶詰(右上)
スーパーだけでなく、ポルトガルでは魚介の缶詰を色々なところで見かけました。
可愛らしい缶詰専門店も、ポルト、リスボン、オビドスなどでも見かけています。
スーパーでは廉価な缶詰が手に入りますし、専門店では、ちょっとお高めの缶詰や、年号の入った缶詰なども売られていて、生まれた年が書かれた缶詰なども記念になりそうでした。
*ポルトガルワイン
ポルトガルのワインもお土産のひとつ。19の原産地管理呼称地域(D.O.C)があり、品質が厳しく管理されています。ドウロ川流域もワインの産地として知られています。
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