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アドベンチャーワールドのまわり方と見どころ
南紀白浜を訪れたのは、以前から行ってみたかったアドベンチャーワールドを訪れるのが目的でした。上野動物園のジャイアントパンダも人気ですが、訪問者の数が多いのでゆっくりと見学をすることが難しかったりします。アドベンチャーワールドでは6頭ものパンダを、ゆっくりと見学することができました。また、飼育スペースにアクリル板などが設けて無い部分もあって、より身近に様子を観察することができました。
パンダ以外にもイルカショーや、動物達のショーなど様々なイベントがあり、年齢を問わず楽しめるものとなっていました。また、今回初めての訪問でしたが、意外に(?)楽しかったのがサファリワールドです。ケニア号というサファリトレインに乗ってサファリエリアを巡りましたが、歩いて見学することもできるようなので、次回訪問する機会があれば、今度は歩いてゆっくり見てみたいと思います。
まずはここへ行きたい パンダに会える2か所の施設
アドベンチャーワールドに到着したら入口でパークガイドの冊子をもらい、まずは園内施設の位置関係を確認しましょう。冊子の裏面には、園内でのライブ&アトラクションの案内が載っていて、「どの施設で」「何時に」「何を」やっているのかが、一覧で分かるようになっています。また、パンダを見ることができる「PANDA LOVE」(桜浜、桃浜、彩浜の3頭が暮らしています)と「ブリーディングセンター」(永明、良浜、結浜の3頭が暮らしています)の2箇所の開園(閉館)時間なども記載されています。(アドベンチャーワールドのホームページでも確認できます。)
どちらも間近な距離で、のびのびと(マイペースに?)暮らすパンダを見ることができる貴重な場所です。パンダは営業も上手なようで(笑)、お客さんの方に向いて笹を食べてくれたり、場所を変えて寝転がったり、と色々な愛くるしい姿を見せてくれました。この2箇所は一日の中で何度も時間帯を変えて訪れました。
次に訪れたい 圧巻!イルカとクジラのマリンライブ
2か所のパンダの施設を見学したあと、ライブに合わせて訪れたのが「ビッグオーシャン」でした。ここでのトレーナーとイルカ、クジラたちが繰り広げるショーは圧巻!
高くジャンプする姿や水しぶきをあげながら回転するイルカたちの姿だけでなく、トレーナーと一体となって繰り広げられるショーは息もぴったりで、動物と人間との絆を感じさせるものでした。そのスピード感とダイナミックさも素晴らしく、20分ほどのショーでしたが、歓声をあげながら見ていると、あっという間に感じられました。このマリンライブはアドベンチャーワールドを訪れたら外せない見どころです。
サファリワールド ケニア号とウォーキングサファリ
通常の一日入場券の料金の中には、マリンライブの観覧とケニア号(サファリトレイン)の乗車も含まれています。(園内にあるその他の遊園地の乗り物は別料金になります。)
サファリワールドのエリアには象やキリン、シマウマやサイ、バッファローなどの草食動物がいるエリアと、ライオンやトラ、チーター、ヒグマなどが見られる肉食動物エリアがあります。ケニア号では一周約25分で、その両方のエリアを巡ることができます。
肉食動物エリアでは敷地の出入口に二重の安全柵が設けられていて、ケニア号の車内から動物たちが観察できます。ここではユキヒョウやホワイトタイガーも見ることができ、迫力ある動物とちょっとした緊張感(?)を味わえました。
今度訪れる機会があれば、徒歩でゆっくりと一周することができるウォーキングルート(もちろん草食動物エリアのみですが)も、歩いてみたいと思います。パークガイドの案内書によると所要時間は50分ほど、と記載してありました。
合間の時間を狙って楽しみたい その他のライブ&アトラクション
ライブなどは、ある程度はしごができるように時間帯が組まれているようです。一つのライブが終わったあとに、次のライブ会場へ移動することもできました。
アシカやアザラシ、ペンギン、カワウソなどの動物たちが繰り広げる「アニマルアクション」のショーが行われる建物「アニマルランド」は「ビッグオーシャン」からも近く移動もスムーズでした。その他、「海獣館」や「ペンギン館」でのペンギンやラッコの食事タイムなどもあります。
ライブや各イベントの時間帯を事前に確認して、当日回るルートを計画すると効率が良いかと思います。
アドベンチャーワールドでの食事は?
園内では、エンジョイドームやセンタードームにあるフードコートや、エントランスドーム内のカフェなどで軽食や食事をとることができます。また園内のスタンドなどで、テイクアウトも可能です。
今回は、センタードームにあるスマイルキッチン(Smile Kitchen)に行ってみました。座席数が300席ほどある広々としたスペースで家族連れのお客さんなども多くいらっしゃいました。エンジョイドームのフードコートでは和食やオムライス、パスタなどのチョイスもあり、食事のチョイスも色々楽しめます。
雨の日でも安心な屋根付きの通路とバリアフリーの案内、その他
アドベンチャーワールドを訪問した日、午前中は雨が降っていました。心配していましたが、実際は建物と建物の間には、多くの場所で屋根付きの通路で繋がれていて、そんなに雨の心配をすることもなく移動することができました。
また、アドベンチャーワールドのホームページでも確認できますが、バリアフリーにも対応されており、車椅子やベビーカーでの利用にも施設自体が配慮されていることに感動しました。実際、スロープや屋根付き通路を通ってベビーカードを押しながら移動している親子連れのお客さんもよく見かけましたが、傘をさしながらの移動だと大変だと思いますので、こういったお客様目線での配慮も人気の秘密なのかな、と感じました。
その他、建物の中での多目的トイレなどの設置場所やエレベーターの場所もホームページで確認することができます。園内で必要のない荷物がある場合には、入口に入る前の場所と入場後のエントランスドームに有料コインロッカーもあるので安心です。
アドベンチャーワールド内のバリアフリーの情報は公式サイトのこちら。
交通手段:アドベンチャーワールドから高速バスを利用し、大阪へ。
今回の旅行では、ゆっくり一日アドベンチャーワールドを楽しんだ後、夕方の便で大阪まで移動する計画です。鉄道なども検討しましたが、乗り換えが無く手軽な高速バスを利用することにしました。明光バス/西日本JRバスが運行する「白浜エクスプレス大阪」を今回利用しました。アドベンチャーワールドから出発し、南紀白浜空港や白浜の町中などを経由して大阪へ向かう便です。途中で一度休憩を挟み、約4時間で大阪に到着します。(一日遊んだ後なので、バスの車内ではすっかり爆睡していました。。)
また、便数は少ないですが、京都行きの「白浜ブルースカイ号」(明光バス/近鉄バス)も出ているようです。
筆者は、路線バスから鉄道への乗り換え等々が面倒だったのと、コストパフォーマンスの点からバスを選択しましたが、事前に乗車予定のバスの時間を決めておき、オンライン予約をしておくと安心です。(大阪駅までの料金は片道3,000円、往復だと5,580円です。)
下記の「バスぷらざ」のサイトから、「白浜エクスプレス大阪」や「白浜ブルースカイ号」の予約と購入も可能です。
番外編:大阪を起点に日帰りするなら「日帰りパンダきっぷ」がお得
もし鉄道を利用する場合、大阪市内の駅と白浜駅を結ぶ「くろしお号」の片道・普通指定席はおとな1名4,480円です。(2名以上での利用、1日前までの購入、変更不可の条件となっています。)
アドベンチャーワールドからは、明光バスの路線バスで白浜駅まで移動し(直行ノンストップ11分程度)、そこからJRの「くろしお号」を利用すれば天王寺までの移動は2時間位なので、お値段は上がりますが、時間的には鉄道を利用した方がやはり早いですね。
もし、大阪を起点に日帰りするのであれば、JR西日本インターネット予約「e5489」で購入できる大阪からの「日帰りパンダきっぷ」も便利そうです(期間限定のようです)。
各設定発駅から白浜駅までの往復の普通車指定席きっぷと、「アドベンチャーワールド入場引換券」、白浜駅からアドベンチャーワールドまでの「明光バス往復乗車券」がセットになった日帰りきっぷで、入場料や往復の列車代などを考えてもお得だと思いました。大阪市内からだと大人1名10,800円で購入できます。(みどりの窓口や旅行会社では販売していないそうです。)
利用期間は、2020年3月14日(土)~9月29日(火)までで、利用日の1カ月前~3日前までに購入する必要ががあります。また2名以上で同一行程で旅行することが利用条件になっています。
その他、旅行会社でも日帰りツアーが設定されているところもありました。中には「日帰りパンダきっぷ」よりもお得なものもありました。上手にプランを組んで楽しい旅行ができると良いですね。
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