新型コロナウィルス(COVID-19)の流行が始まる前、今年の冬に和歌山と大阪を訪れました。目的の一つは、前々から訪れてみたかったアドベンチャーワールドです。(熊野古道なども併せて訪れたかったのですが、日数に余裕がなかったのと、折角、熊野古道に行くならもう少し暖かいシーズンに訪れようと思い、今回は断念しました。)
後からよく調べてみると、大阪を起点としたお得な日帰りプランなどもありましたが、今回は南紀白浜空港からのスタートとし、白浜に1泊する日程で計画しました。
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羽田空港から日本航空(JAL)で南紀白浜空港へ
日本航空の羽田空港発/南紀白浜空港行きの便は、一日3便就航しています(2020年3月現在)。
朝の便(7時台)と午前の便(10時台)、そして、夕方(16時台)の便です。連休前の平日午後に休みが取れたので、今回は16時台(16:30発)の便を利用し、南紀白浜空港へは17:40頃に到着しました。日本航空の「特便割引」の料金で比較してみると、夕方の便は朝と午前の便に比べて値段が安く設定されていて、時期にもよりますが朝・午前の便より3割~5割位安かったりするので、旅行のプランに合わせて上手に利用したいところです。
日本航空のサイトはこちら
白浜の宿で選んだのは? 南紀白浜マリオットホテル
白浜には旅館やホテル、民宿など、様々な宿があり色々な宿を探して見てみると選ぶのに迷うくらいでしたが、今回は「南紀白浜マリオットホテル」に宿泊しました。楽天トラベルやじゃらんnetなどのプランでお得なプランが出ていたり、割引クーポンなどが設定されていることもあるので(このホテルに限ったことではありませんが)、比較しながらうまく利用するとお得に宿泊することができると思います。
ホテルの立地とお部屋タイプ
夕方に到着して1泊だけなので、滞在時間はあまり長くなかったのですが、折角、海に近い白浜の町に泊まるので海側の和室を選んで宿泊しました。
南紀白浜マリオットホテルは、どのタイプのお部屋も42㎡以上の広さがあり、広々としています。和室以外にも、ベッドタイプの洋室や和洋室、ビューバス付きのお部屋など様々なお部屋タイプがあります。
ホテル自体が浜辺より少し高台になった場所にあるので、部屋の窓からも海がよく見えました。
空港からホテルまではタクシーで移動しましたが、空港からは7~8分程度で到着し、タクシー代は1200円前後だったと思います。(うろ覚えですみません。)
ロビーとレセプション周辺
エントランスを入ると広々としたロビースペースになっています。1階にはラウンジもあって、ゆったりとしたスペースで飲み物やカジュアルな軽食を取ることができます。
レセプションの横にはショップもありお土産なども購入できます。また、ロビーから庭園に出ることもできました。
ホテル最上階 眺望が楽しめる温泉
最上階にある大浴場には、内湯の他に屋根付きの露天風呂もあり、海を眺めながらの入浴も楽しめます。白浜温泉は、有馬温泉、道後温泉とともに日本の三古湯に数えられ、万葉集や日本書紀にも登場する歴史ある温泉です。また、湯量が豊富で泉質の異なる源泉が沢山あるのだそうです。ホテルのホームページで確認したところ、大浴場の泉質は、含硫黄、ナトリウム、塩化物・炭酸水素塩泉で、神経痛や皮膚炎などに効能があるようです。
冬の時期だったことと、筆者が入浴した時間帯が夜遅めの時間帯と、朝の早い時間帯だったこともあると思いますが、大浴場もそんなに混んでおらず、ゆっくりと温泉を満喫し、露天風呂からの景色を楽しむこともできました。男湯と女湯は入れ替え制になっていたので、夜と翌朝では異なるお風呂を楽しめました。また、大浴場のあるフロアには展望スペースもあり、日中の明るい時間帯であれば海岸の景色もご覧いただけます。
種類が豊富なホテルの朝食
ホテルの朝食はビュッフェスタイルで、野菜やフレッシュフルーツ、デニッシュなども充実していて、目移りするくらいでした。エッグステーションもあり、好みの卵料理を作ってもらえる他、ビュッフェも和・洋・中と様々な品揃えで美味しくいただきました。
ちなみに、エッグステーションは並ぶ必要がなく、各テーブルにある用紙に希望の卵料理を記載してスタッフに渡すと、出来上がったものをテーブルまで運んでいただけるので、とても便利でした。和歌山らしい梅しそ入りオムレツや卵白オムレツなども選べました。
(新型コロナウィルスの影響で、2020年、3/29現在はお客様の安全確保、衛生管理と予防措置の観点からビュッフェスタイルを一時休止しているそうです。)
ホテルで購入できる アドベンチャーワールドの割引入場券
「白浜温泉旅館協同組合」に加盟している旅館・ホテルに宿泊した場合、宿泊先でアドベンチャーワールドの入場券を割引料金(200円引き)で購入できるのだそうです。
南紀白浜マリオットホテルも協同組合加盟のホテルだったので、レセプションで入場券を割引で購入することができました。現場でのチケット購入の手間も省けて一石二鳥でした。
(色々と調べてみましたが、アドベンチャーワールドが割引になるチケットはほとんどなく、この「白浜温泉旅館協同組合」加盟ホテルで購入できるもの以外は、一部の福利厚生サービスのサイトくらいでした。割引にならない入場券であれば、コンビニの端末でも事前に購入できます。)
「白浜温泉協同組合」加盟の旅館・ホテルはこちら
番外編:ホテルから徒歩で夕食に出かけた地元のお店
夕食は、ホテルから歩いて町中のお店に食べに行きました。飲食店も色々ありましたが、今回は地元の料理が食べられるという「喜楽」(実際の喜の字は七を三つ書く字)へ。
お腹はあまり空いていなかったので、看板メニューの「葵寿し」を頼んでみました。和歌山県・熊野地方の郷土料理「めはり寿司」は高菜で包まれていますが、こちらのお店の「葵寿し」はワサビの葉で包まれています。
その他、「お刺身の盛り合わせ」、あとはお店の方に教えていただいた「うつぼの唐揚げ」も注文しました。うつぼは紀南地方では昔から郷土料理としてよく食べられているそうで、12月~2月頃が旬のようです。
初めて頂きましたが、(うつぼの見た目からは想像できない)ふわふわとした柔らかな触感で美味しくいただきました。良質なコラーゲンとタンパク質が含まれているというのも女性に嬉しいポイントです。(唐揚げだけでなくタタキや薄造り、しゃぶしゃぶ、丼などの形でも食べられているそうです。)
お店のメニュー表ですが、一部のメニューには値段の記載がなく(時価のため)、注文する際に少し躊躇しましたが、値段をお尋ねすると親切に教えていただけました。今回は食べていませんが、カウンターには美味しそうな煮魚やケースには鮮魚なども並んでいました。
こちらのお店はグルメ漫画「美味しんぼ」にも登場したお店で、地元でも人気のあるお店というのがうかがえました。冬の時期だったので予約無しでも入れましたが、観光客の多いシーズンには事前に予約をしたほうがよさそうです。
まとめ:旅の計画の際に
白浜にはホテルや飲食店も沢山あり、次回訪れる時に泊まってみたいところや、お食事に行ってみたいところもありました。
じゃらんや楽天トラベルなどでも、往復の航空券とホテルをセットで購入できるプランなどもあるので、上手に利用したいところです。(その場合、旅のプランに合わせて往路は南紀白浜空港、復路は例えば伊丹空港から、など別の空港を利用する航空券の選択も可能です。また、ホテルも滞在期間中の一部の日程だけ(例えば1泊分だけなど)予約することもできて便利です。)
今回の旅行で観光した「アドベンチャーワールド」はまた次回ご紹介します。
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